十三夜 空に十三夜

きょうの新世界

サンテレビのニュース番組を観ていたら、
桂三枝紫綬褒章かなんかを受章したとかいう
ニュースが流れていた。これまでの功績をあれこれ
紹介していたが、思わず死んじゃった人みたいな
扱いに見えて、一瞬ドキッとした。


何なんだいきなり。いやいや意味はありゃしませんぜ。
例によって。

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久々に寄れた図書館で見つけ、借りる。泉谷しげるの本に続いて。
写真は文庫だが、借りたのは1995年初版の文藝春秋の単行本。


満月 空に満月 (文春文庫)

満月 空に満月 (文春文庫)


仕事の間隙を縫って、ずんずん読んじゃう。この人は
どうしようもなく面倒臭がりなクセに、どうしようもなく
考え過ぎてしまう気性なのであるらしい。今更ながらではあるが、
気持ちが良い位の変人だ。いいね。


若き日から現在に至るまで、譜面の読み書きが出来ないままであるそうだ。
プロの音楽家なのに。そしていっとき、その事をコンプレックスに
感じていたらしい。しかしある時、敬愛するビートルズの面々も
実は譜面の読み書きが出来なかったという事を知り、自分の
やり方も彼等と同じであったのだと、大層安心したそうなのだ。
このエピソードは、沢木耕太郎の著書でも描かれていたので
随分前から知っていた。「僕はテープレコーダーという文明の
利器が無ければ、仕事が出来ない・・・」ってな感じの文章だったか。


実は僕も譜面を書く事、およそ出来ません。読む事はどうにか
出来るけど。なのにこういう文を読んで勘違いしちまったもんだから、
以前歌をボンボン書いていた事ありました。ま、所詮はしょうもない
素人芸でしたが。でも、ああ素人でも歌を創って良いのだ、と大いに
励まされはしましたね。でも、そういう素人さん、案外多いと思います。
楽器が弾けて、歌が歌えりゃ、いやいや、取りあえず歌を口ずさむ事が
出来れば、誰だって歌は創れます。知識なんて無くても。


才能のあるやなしやは、この際どっか棚に上げといて、ってのが
前提だけど。あひゃひゃ・・・はあ。

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あああ、ギター、弾いてないねえ。指痛むしねえ。
腰も痛いし肩も痛いし指まで痛いし書いてる文までイタイし。
やだねえ。でもめげてはいけんよ。


明日もいい日にしてみせますよ。今宵も強引に終わらせちまおう。
おやすみなさいませ。強引におやすみなさいませ。