俺も負けてらんねえな

恋の季節らしい

「熟年フォークが熱い!」


今朝テレビ欄で見かけて、夕方のニュース番組を
録画予約しておいた。かつてギターを抱えて
フォークを歌っていた団塊世代の方々が
フォーク喫茶に集って、いまふたたび歌い始めた
様子を特集していた。


一見さえない(失礼!)普通の会社員のおじさんが、
やおらギターを抱えて歌い出す様は、しかしなかなかに
かっこいい(おお!加川良の曲だ!)。会社の部下などが
その姿を見たら、その意外さに驚き、そして感心しちゃう
のではないだろうか?どうなのかいな?


実際そのフォーク喫茶では、若い人もやって来ていて、おじさん達の
影響を受けてギターを始める人もいるそうだ。


若い頃にプロを目指し、しかし一旦断念しながらも、50代になってから
また歌を書き始めて歌い出した方も出ていた。ウケるとかウケない
とかではなくて、ただ歌いたい事、言いたい事があるからやるのだ!
という姿勢が清々しいし、素晴らしい。「今僕はど真ん中の青春ですね!」
ときっぱりと言い切っておられる。いいなあ・・・懐かしさに
浸っているだけじゃないのね、今を輝かせたいから、かつて輝きを
見つけた世界をもう一度自分の側に引き寄せようと頑張っているんだね。
見習いたいよ、ほんとに。


歌はたくさん書いたけど、しかし実際はほんのちょっとだけ
かじって下手くそなままでテキトーに活動を辞めてしまった僕は
どうにもみっともない。ほんとにみっともない。辛くても、
問題がいっぱいあっても、でもなお歌っている人達がいるのにねえ・・・


こういうフォーク喫茶ってあちらこちらにあるのかしら?
神戸市灘区と大阪の四条畷市の2軒が出てたけど・・・
行ってみたい気がしましたよ。

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そして今宵も教育テレビのエレキ講座へとなだれ込む。


あのー、難しくてもはやついていけないのですが・・・
「十番街の殺人」をたどたどしく弾いている生徒役のおじさんは、
でも明らかに僕の数倍は上手いと思われるのですが・・・
次回は遂に最終回か。いい講座だったかも。


しかしベンチャーズって難しいのだねえ。実はテケテケテケしか
印象になくて、正直甘く見てました。ゴメンナサイ参りました。
きれいに弾く事の難しさと大切さをちょいとばかり知りましたぜ。

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ああ、僕が路上で歌ってた頃、関西フォークを素晴らしい
ギターテクニックを駆使して歌っていた「先生」と
呼ばれていた謎のおじさんの事を唐突に思い出したよ。
今は亡き西岡恭蔵の曲をあれやこれや演っていたのが
印象的だったな。あの頃僕が歌った「Glory Hallelujah」は
西岡恭蔵の曲だったんですよ。晩年の頃の作品だったから
(違ったかな?)「先生」は知らなかったらしいけど・・・


だめ。眠い。限界でさあな。寝ますねえ。


明日もいい日にしてみせますよ。
僕もまた、歌いたい。今はまだ出来なさそうだけど。
いろいろとくだらん理由で。やあねえやだねえ。


おやすみなさい。