ごめんね

潔く散るからこそ

今朝は7時起床。3時間程の睡眠時間ではあったが、
寝起きは意外に良く、スッキリと家を出る。
気持ちを入れ替え、今日も1日頑張りたい、と。

______________________________


昨夜は送別会の後、男性ヘルパーのみで、
ミナミへと繰り出す。あるヘルパーさんの
行き着けの店へ。知り合いが経営している店
だから奢ってくれるとの事。疲れるけど、
流れで行かざるを得なくなってしまった。
ま、どうせ奢りだし。


送別会では、バランタインの12年もの、なる
ウイスキーが1本付けられたのであるが、歳の近い
ヘルパーO君と2人だけで空けてしまっていたので、
やや足取りがアレに。(ウイスキーは最近あまり
呑まないし、呑んでもサントリーレッドか
ブラックニッカぐらいしか買った事のない貧乏人
なので、名前しか知らなかった。初めてだったが、
とっても美味くてつい・・・)O君もミナミへ
行ったのだが、彼は僕よりはお酒に弱いのか途中の
路地でゲー(以下略)。


店の女の子は何故か東南アジア系ばかり。
「辟易」という単語が頭を掠める。いや、
みんな可愛い子ばかりだったし、気を使って
あれやこれや話しかけてくれたのにはこちらの
方がむしろ恐縮してしまう程であったのだが、
それでも、やっぱりこういう雰囲気、駄目だ。


それでも、頑張っておしゃべりしたりカラオケしたり。


でも疲れてウトウトして、気付くと、ある女の子が
すーすー寝息を立てて僕に寄り添っていた。
ずっと寄り添っていてくれてたようだ。とても、
あったかかった。でも次の瞬間、猛烈に寂しくなった。


小突いて起こし、疲れてるのかと問うと、「あたしたちも
たいへんなんよ、でもごめんね」と。そうだよね。
こっちこそごめんね。

___________________________


お店を出る頃にはすっかり醒めてしまった。
昨夜、しこたま酔って・・・なんて書いたけど、
実は醒めてた。哀しいねえ、寂しいねえ・・・


でも、きっとみんな誰だって何だって哀しいんだ、
寂しいんだ、落ち着かないんだ、悔しいんだ、
みっともないんだ、おかしいんだ、かっこ悪いんだ。


特別なものじゃなくて、何処にだってある筈の、
当たり前だって言われてる筈のものが実は無いから
欲しいんだ。


ごめんねって謝りたいんだ、よかったねって共感したいんだ、
こころが解放されて、泣き叫んで、大笑いして、激怒して、
そういう湧き上がってくるものを山ほど感じたいんだ。

___________________________


ごめんね、寝る。明日もぼちぼちとお仕事だわ。
ごめんね、寝る。明日もいい日にしてみせますよ。