いい湯だがね

人なつっこいミケちゃんだった

今日から新規のサービスが始まった。
まあ、相も変わらず釜ヶ埼ドヤ街
真っ只中でのサービスなのだが。


所謂「入浴介助」のカテゴリに入るサービス
なのであるが、先週金曜日に主任からこの話を
聞いた際には、この利用者さんに関する情報が
あまり得られず、どうなる事かとちょっとだけ
心配していたのだ。まあ、どうにかなるのであろうが。


うん、実際どうにかなった。

_______________________________________


釜ヶ埼では、近年ドヤを利用する人が減った為、
替わりにそのドヤの建物をそのまま利用した福祉
住宅のような(インチキ臭いNPO絡みの・・・かも?)
施設があちこちに見受けられるようになって来た。
今回担当する事となった利用者さんも、そういった
施設で生活している。


部屋は個別(三畳一間!)。食事はみんなで集まって。
お風呂は大浴場がある。時折りちょっとした
イベントを行ったり、参加者を募って旅行に
いったり、なんて事もやっているようだ。勿論、
住人は年寄りばっか。


生活保護でその日を暮らす年寄りをかき集め、
その人達にくっついてくる保護費もゴッソリ
かき集め、最低限のコストで、彼らを養ってる
「ふり」をして、そこで発生する差額で儲けて
いる・・・なあんてとこもあるみたいダヨ〜ンのおじさん。


いや、今回訪問したとこはマトモなとこなようだけど、一応。


_________________________________________


釜ヶ埼住まいとは云え、今回の利用者さんは
生活保護受給者ではなく、ちゃんとした
年金生活者であるそうな。身寄りが無くなった後、
病気になってしまい入院していたそうなのだが、
ちょっと良くなって退院する際に、今後の
暮らしに不安を覚え、病院に来ていたという
ここの施設の営業の人(!!)の勧めに乗って
ここへ移って来たのだそうな。


というような話を、利用者さんと一緒に風呂に
浸かりながら聞いた僕であった・・・・・


ああそうだよ、一緒になって風呂でまったりしてたんだい。
利用者さんの身体状況から、こうするより他無いんだわ。
めんどくさいから細かくは書かないけど、こうしないと
完璧に介助できないんだわ。


風呂は、そうだな、地方の国民宿舎の大浴場みたいな感じ。
かつてバイク旅で日本各地の国民宿舎や温泉場の風呂に
入ったけど、そういった日々をジンワリと思い出して
しまったぜ・・・雰囲気的に、ドヤ街の真っ只中に
あるとはとても思えないようなとこでしたよ。


つーか、なんちゅう仕事内容だ・・・面白すぎる。
いや、とは云え介助には実は相当な緊張が
強いられるんだけどね・・・風呂入ったのに疲れたよ。


これから月曜日の夕方は元ドヤの大浴場で
お風呂に入る事になるんJAROってなんじゃろ?


(ノ∀`)アチャー  やっぱ0点、いやそれ以下。


寝る。疲れた。明日もいい日にしてみせますよ。