それぞれの暮れ
うちの事業所は今日から年明け4日まで休み。
しかしヘルパーさん達は当然動き続けている。
金曜日の昼頃にはいつもおなじ顔ぶれが
休憩室に集ってはダベっております。
年末年始につきまとう独特の雰囲気も
この休憩室内にはおよそ存在しません。
いつも通りで。でもそれがよい。
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今日の最後の仕事は飛田新地に住む利用者さん。
狭いワンルームマンションではあるが、徹底的に
大掃除を行った。2時間しか使えないので、
あっつう間・・・
「大掃除」だぜ。やっぱ年末なんだな。
部屋を出た時にゃもうクタクタだぜ。
周辺の遊郭のおねえさん方が夕方なのに少ないのは
これもまた年末だからか?郷里に帰ったのか。
でも違うか、んな訳ねえか。あのおねえさん方に
帰る郷里があるとはとても思えないし。
いや、そりゃ知らんけど。
帰る人、帰れない人、帰る所などはなから無い人。
そういや、僕が担当している利用者さん達は、
そのほとんどが身寄りが無いと言っていい人ばかりだ。
そうか独りで、この街で、この暮れを迎えるのだ。
狭い部屋、少ない所有物、ヘルパー以外には
訪れる人もまずいない。
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暮れに、想う。
それぞれの暮らし、それぞれの暮れ。
しあわせから見放されてしまったかのような、
そんな人々ばかり見て来たかもしれない僕の暮れ。
でも、んじゃ、しあわせとは何ぞや?
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駄目だな。
書けないな。もっと色々書くつもりだったのに。
ここ数日いろんな考えがアタマの中で渦巻いていて、
まとまらなくておかしくなりそうです。
あと1日です。
頑張って、明日もいい日にしてみせますよ。