よしだたくろう・オン・ステージ!!ともだち(紙ジャケット仕様)

よしだたくろう・オン・ステージ!!ともだち(紙ジャケット仕様)



さて、今日がこの年末年始最後の休日な訳だが。


今日も昼まで寝てしまい、しかも何処にも出掛けない・・・
クリスマスもヘタクレも関係ねえな・・・


白いギターをカチャガチャやったり、猫を逆さに
したりしてボーッと過ごす。しかしそれでは
あまりにいかんと大掃除など始めてみる。


普段仕事で他人の部屋の掃除はしても、自分の部屋の
掃除となると、なかなかやらない。いかんね。

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浅田真央ちゃんも織田信成くんも出ないトリノなんて・・・
この二人、好きで応援していたのだが、浅田真央ちゃんは
年齢制限とかなんとかいうアホな理由で、織田信成くんは
判定ミス(だっけ?知らん)かなんかで優勝を逃し・・・


いつも泣きそうな顔してる村主章枝さんは好きではあるが。



TBS系列で横浜は寿町のドヤ暮らしの人々と、
そこで活躍するお医者さんの話をやっていた。
寿町ってどうなんだろう。あいりん地区と比べて
どっちの方が酷いかしらん?


見た感じ、あいりんの方が酷い気がしないでも。



本題に入れねえ・・・



声が若いなあ。バリトンってやつだなあ。
ガラガラ声もまだまだあんまり使ってないし。


なんだか素朴なイナカの兄ちゃんが歌ってるみたい。
いや、広島だからイナカじゃないけど。でもそんな感じ。
でも鹿児島の故郷はイナカだっけ?イナカ3連荘。


紙ジャケットの中を開くと、なんとも昔風の字体で
よしだたくろうコンサート 第3回」とある。


ステージ写真のキャプションにはこうある。


(向かって左から)冷静・沈着、一見イギリス
労働者風 ♥井口よしのり


ボヴ・ディランを意識する ♥よしだたくろう


B・Bキング気取りの ♥田辺かずひろ



エレキギターとベースを率いた「ミニ・バンド」だそうで。
素人に毛が生えたような感じだけれど、そこがまたいい。
会場そのものからして、手作りな雰囲気が漂ってくる。


「もう寝ます」なる日記のような曲が終わると、拓郎は
ギターを、手に入れたばかりらしいJ-45に持ち替えている。
Eのコードをジャランとやりつつチューニングを
しているのだが、僕が持っているJ-45と同じような音なのが
嬉しかった。いや、同じ機種なのだから当然だろうと
思われようが、そいつぁ違いますぜ旦那(旦那って誰だよ・・・)。


それは兎も角、持ち替える前に弾いていた軽い音がする
ギターは一体どんな機種だったのかな?


カワセのマスターなる機種を初期は使っていた、なんて
お話をネットの何処かで見かけた気がするのだけど、
それだったりして。ああ、でもMCでは土居まさる
(懐かしい・・・僕の世代だと、クイズ・ヒントでピント
しか知らず、ラジオの人気パーソナリティだった、なんて
話はずっと後に知る訳なのだが)に「おお、ヤマハから
ギブソンに格上げされたな」と言われた、なんて語って
いるから、やはりヤマハなのかいな?わからん。


因みに、この「ともだち」からスタートした
エレックレコード復刻版シリーズ、来年1月25日には
山崎ハコや生田敬太郎のアルバムと共に、この
土居まさるの「幻の大リサイタル」なるアルバムも
発売されるらしい。お父さん方はさぞや懐かしく
聴かれることでありませう。そして、2月に復刻される
古井戸は是非押さえておきたいと今から楽しみにしています。


よく解らないけど、エレックとかURCって凄かったんだねえ・・・


話がまとめられねえ・・・


個人的に「おやっ!」と思ったのが「何もないのです」
という曲。この気だるいヴォーカル、適当に書いたとしか
思えない、しかし実は何か含みのありそうな歌詞。
誰かに似てるな・・・


あああ!奥田民生だ!!!!!
まんまそうだ!!!


広島の人らしいし(違ったっけ?)影響をいろいろ
受けていたのであろうなと昔から思っていたけど、
この曲を聴いたら確信が持てた。いや、詳しい人から
したら何を今更、と笑われそうだし、違うのかも
しれないのだけれどもね。でもこのユルさときたら・・・



内臓の調子が悪いので精密検査を受けに行ったら、
脳波が異常だと医者に言われ、「そりゃキチガイって事かよ」
と聞いたら「それもある」だと。


ここのMCが引っ掛かって、長らく再発されなかったそうだ。
アホらし。


最近はユルくなったのか。いい傾向だ。
「竹田の子守唄」も「ヨイトマケの唄」も
イムジン河」もそういえばテレビやら
ラジオやらで流れてるな。


いや、流石に「キチガイ」は駄目だけど。
何時だったかサンデープロジェクトで、今話題の
ヒューザーのなんとかいうオッサンがキチガイ発言をして・・・


話がズレてきた、イカイカンもう脈略もなにも
無いな。しかも書き過ぎ。どうにか終わらせなくちゃ。


「夏休み」が収録されているけれど、このアルバムの
収録曲全体から見ると、妙に浮いている気がするのは
僕だけでありましょうか。


それ位メッセージ色(と言っても激しいものでは無く、
皮肉の効いた愉しいものだったりするのだけれど)が
強い曲が多い、と思う。


もうダメポ。ここらで切らねば収集がつかぬ。
上り坂にある若々しくて初々しくて元気いっぱいな
青年の姿がここに。
愉しくて仕方無かったんだろうな、この頃は。
いや、友人との辛い別れを経験した直後だとしても。


10数年前のある雑誌でのインタビュー記事を今
押入れから引っ張り出してみました。

「欲もないし人生にもまみれてもいないし。
かといって一発当ててやろうという大志も、
歌手とはいえ、期待もされていないというね。


(中略)


東京でやってみたらウケて、お客さんの数が
増えてきてるというのがわかるんです。
それはえもいわれぬ感動でしたよ。なんか自分が
すごいことになりつつあるという、毎日が
ゾクゾクしてたまらない感じでしたね・・・」


ああ、青春・・・ですか。


ここまで2時間半も掛かった・・・
年末年始最後の休日が終わるぜい。


我ながらマメだなもし。


明日もいい日にしてみせますよ。おやすみだなもし。