白いギター・復活(本編)

もろびとこぞりて

白いギターで歌おうクリスマスソング!
ジングルベルより、ホワイトクリスマスより、
何故か昔からこの曲が好きだった。


♪諸人こぞりて 迎えまつれ 久しく待ちにし
 主は来ませり 主は来ませり 主は、主は来ませり


 悪魔のひとやを 打ち砕きて 捕虜をはなつと
 主は来ませり 主は来ませり 主は、主は来ませり


 この世の闇路を 照らしたもう 妙なる光の
 主は来ませり 主は来ませり 主は、主は来ませり


 萎(しぼ)める心の 花を咲かせ 恵みの露(つゆ)置く
 主は来ませり 主は来ませり 主は、主は来ませり


 平和の君なる 御子を迎え 救いの主(ぬし)とぞ
 誉め称えよ 誉め称えよ 誉め、誉め称えよ ♪


賛美歌112番 カトリック聖歌集654番 古今聖歌集2番


歌詞ははてなダイアリーよりそのまんま抜粋
こんな歌詞だったんだねえ・・・



ところでクリスマスってなあに?




_| ̄|○




昨夜少し書いたけど、拾ってきた白いギターを復活させた。


ボディを磨き、無くなっていたサドルとブリッジピンを
買い求めた。サドルは、本当は牛骨のものがいいそう
なのだが、425円もしたので(ああそうさ、セコイよ俺は)、
105円のプラ製のものにした。ピンは500円位のもの
しかないから仕方なくそれにした。


弦は以前買っておいたタカミネのフォスファーブロンズの
ライトゲージ。


サドルはそのままでは弦高が高くなり過ぎてしまい
およそ使えないので(というか、はなから削るのが前提)、
ヤスリで適当な高さになるようにひたすら削る。何度か
取り付けては削りまた取り付けては、と試すが、結局
ギリギリ限界まで削らなくてはならなかった。
そこまでしないと弦高がまるで低くならなかったのだ。


ネックは反っていないと思っていたけど、やはり駄目
だったのかな?


アジャストロッドは専用工具が要らない、細い棒を
突っ込めば簡単に回せるタイプ。それはそれで
ありがたいのだが、締める余裕はもう無かった。
よってネックの修正は出来なさそう。かな??


でも、そうしてギリギリまでサドルを削ったお陰で、
実用上問題無い位にはどうにかなった


そしておもむろに鳴らす。


おおおおお!!!


すんごく鳴る!!なにこれ!!!


そりゃあギブソンみたいな深みのある音では無いけど、
何だか軽やかでうきうきするような気持ちの良い音だ。
以前ヤフオクで買ったヤマハのFG-130の音にちょっと似てる
けど、ドレットノートタイプのボディの為か、もう少し
音に力がある。因みにFG-130は中高音が特に際立つ軽い音。
それでいて低音もそれなりにある。マーティンで言えば
000(トリプルオー)モデルみたいなものかな??


昔の国産ギターっていいなあ。今が鳴り頃ですぜ。


( ´ー`)


欠点をあえて挙げれば、弦と弦の間隔が妙に狭い。
指弾きの際、気を抜くと、弾く必要の無い弦に
干渉してしまう。いや、僕が下手なだけか・・・


白いギターってどういうユーザー狙いだったのかな?
女の子向けかいな?もしそうなのであるとしたら、
女性でもフレットを押さえ易いようにという
配慮から弦間を狭くしたのかな?でもネックの太さは
結構あるしな・・ウーム、わからんな。


こんな風に詳しい知識は無いにせよ、それでもあれこれ
想像するのもまた愉しいのです。うん。


ポロンポロンと優しく弾くより、明るく元気な
女の子のストリートミュージシャンなんかが、
ガンガンかき鳴らすのに向いてそう。


ああ愉しい。暫くこいつは手放せないかもしれません。
今もこのクソ文を書きつつ、白いギターを時々抱えております。



「捨てる神あれば拾う神あり」


僕はさしずめ「拾う神」かいな。そうなれたらいいのだが。


明日はこの年末年始最後の休日だよ。
大掃除やらなにやらしなくては・・・


明日もいい日にしてみせますよ。



ところでクリスマスって今年は中止になったんじゃないの?



m9(^Д^)プギャーッ