林道日本一周の日記より Vol.3
1997年に慣行されたこの旅。
大量の写真を撮影したのに、まったく
整理せず、大きなビニール袋にひとまとめに
したまま押入れの中に放置（？）されている。
旅の終了から間も無く丸8年を迎えるが、
未だにほったらかしなのだ。
いかんねえ。でも量があまりに多すぎて今更
どうにもできんのですよ・・・めんどくさいし。
しかし、たまには当時の日記と共に見返してますぜ。
ここんとこ（現在の）日記のネタに困ってた事だし、
今日は久々に、今からちょうど8年前の旅日記から。
九州は熊本〜長崎辺りを旅してました。
j-45's fotolifeにも幾つか関連の写真をUPします。
気紛れだなあ・・・
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・1997年12月3日（水）曇りのち晴れ
6:20起床。昨日に負けず劣らずの強烈な冷え込み。
テントの中でストーブ（注：登山用コンロの事。
僕が愛用してたのはピークマンのガソリンコンロ）を
付けてホッと一息。換気は欠かせないが。
残ったご飯をコンソメスープでといて、おじやにして
朝食。ジェベル（注：スズキのオートバイ）のシートに
霜が降りてた。8:40頃出発。
R57を熊本県宇土郡三角町中心部まで走り、天草五橋
の一号橋、天門橋を渡ると大矢野町。ここからR266。
この辺りは「天草松島」などと呼ばれ、島から島を結ぶ
5本の橋は「天草五橋」と呼ばれている。
松島とは良く言ったもので、展望台から見ると、
橋の連なるさまが風景にとても馴染んでいる。
しかし寒い。寒風の中鼻水ズルズル・・・
メットの下からフェイスマスクを付けた。
本渡市までR324。その名も「瀬戸大橋」という
ループ橋を渡る。ここまでが「上島」。ここより
「下島」（注：めんどくさいので解説はしません。
兎にも角にもそうなっておるのです。興味あったら
地図見て下さいな）。そう、どちらも島だったのだ。
ちゃんと橋でつながっている為か、あまり島を
感じさせない。
下島はまずR266で内陸へ。昭文社ツーリングマップル
にもある通り、小さな島なのに山深さを感じさせるルートだ。
河浦町で海岸線に出てR389へ折れる。程なく
埼津天主堂のある漁村へやって来る。その
漁村を見下ろす「チャペルの鐘展望台」へ行って
みる。小さな丘の上にあり、登るのがちと大変。
大きな鐘のある展望台からは、羊角湾、更に天草灘、
そして遠く東シナ海が見える。
静かで、穏やかで、なんとも心の和む風景だ。
それにしてもおもしろいのは天主堂で、鄙びた
漁村の中にそびえる独特の洋風建築（かな？）は
一見ミスマッチながらその実、とても良く風景に
溶け込んでいる。長きに渡りこの地の人々の生活に
密着してきたのだから、当然の事なのかも。
続いて大江天主堂へ。高台の上にポツンとあるそれは、
集落の中にある埼津とは異なり、真っ白でとても
立派な建物だ。内部は改装中の為入れないが、
天主堂の近くにあるマリア様の像に手を合わせる。
僕は無宗教・無宗派・ついでに無収入だが（おいおい）、
神仏に手を合わせる大切さは、少しは解る、と思う。
天草町の小さなスーパーで買ったカツ弁当で昼食。
その後ひたすら走り続け、五和町の鬼和港へ。
ここから長崎県南高来郡口之津町の港へ渡る
フェリーに乗る。所要時間30分でもう到着だ。
R251を小浜方面へ。小浜温泉よりR57にスイッチし、
今日の野宿地にと予定していた「とけん山公園」へ
行ってみる。テントを張れるスペースはあったが、
その近くにカップルの乗った車がおり、夜まで
思いっきり居座りそうな雰囲気だったのでやめにする。
その後はしばらく野宿地探してウロウロウロ・・・
結局、千々石浜海水浴場にテントを設営する。
夕食は米を炊き、100円のイワシ缶をのっけたもの。
それだけじゃなんなので、ふりかけもかける。
夕食後、小浜温泉まで戻り、140円で入れる町営の
温泉「浜の湯」に入り、温まる。
明日は長崎の中心部に向かおうか？
まだちゃんと決めていない。
相変わらずの「予定は未定」状態だな。
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ふう、当時の日記書き写すだけなのに時間掛かり過ぎ。
まあ、メシ食ったり風呂入ったりしつつ
ここまで書いた訳なのですがね・・・
明日も書く事無さそうだから、引き続き当時の
旅日記からの出来事を書こうかと思います。
1997年12月4日付けの旅日記に書かれていた内容は、
ちょっとだけこころがあったかくなるような
出来事があったから、今でもよく覚えている。
そいつを。
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明日もいい日にしてみせますよ。書き過ぎた・・・
19時から書き始めてもう21時半だぜ！！
