風情と情念

お家へ帰ろう

10月4日付の日記で書いていた事。
あいりん地区の統合失調症の利用者さんが
幾ら家のドアをドンドンしても無反応だった話。



倒れているのではないかと心配していたのだが、
何の事は無い。




その後聞いた話では、僕が訪問するほんの僅か前に、
勝手に出掛けてしまっていたらしいのだ。
僕が来る事を忘れていたようだ。



・・・人騒がせな奴・・・



この利用者さんのお宅には、火曜日と日曜日に
ヘルパーが入る事になっている。僕は火曜日の担当。
しかし今週は日曜日担当のヘルパーが休みを取った為、
僕に仕事が廻って来た。



3連休?・・・知らんがな。



病気が元で、片付け・清掃が出来なくなってしまった。
整理整頓などという概念はもはや失せて久しいようだ。
知的障害とはまた違う、辛い病気なのだ。



丸1週間訪問者の無かった部屋は、凄まじい事に。
御仁によってはトラウマ必至と相成るか?



まあ、それは大袈裟かもしれないけど、掃除をする
僕としてはウンザリしちまう訳でして。



でも考え方を変えると、これはまた掃除し甲斐のある
お部屋なのであるなあと。



意地になって徹底的に掃除しちゃいましたよ、うん。



1時間半の予定をサービス残業で2時間かけて綺麗に
まとめました。ざまあみさらせこんちくしょうめ!



ゼイゼイ・・・orz

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先日、「ボブ・ディラン自伝」を購入し、電車の中で
13ページまで読んだ話を書いたけど、お恥ずかしい事に
読書はあれから全然手付かずであった。なかなか
読んでいられなくて・・・




しかし今日は仕事のインターバルにその読書時間を
充てる事が出来たので、本を持参してゆっくりと読んだ。
145ページまで読んだ。たったの145ページ?と
思われそうだが、僕は読むのが遅い。



ここまでの感想を書きたいのだが、書けない。
もし真面目に書こうとしたら、数日掛かりになりそうだ。
でも、いずれ感想を断片のみでもよいから書いてみたい。



一言だけ・・・買って良かった、ほんとに・・・

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ところで唐突だが、僕の父はディランとほぼ同い歳だ。


最近つくづく思うが、僕の父もディランに負けず若々しい。
息子の僕が言うのもなんだが、お世辞抜きで50代半ばで充分通じる。



64、5歳にもなればもうおじいちゃん状態全開な方も多々おられるが
(まあ、僕の姉には中学生の息子がいて、実質おじいちゃんな訳だが)、
父は、よくもまあここまで元気だなと思えるくらい元気である。



だが、父の若い頃の写真を見ると、しかしこれがオッサン臭い。
およそ若々しさを感じさせない。カッコいいディランとは大違いだ。
でも、30代、40代、50代と経るにつれ、不思議と若々しさを
増していった。



父曰く「お前が頼りないから、独立するまで老けていられない」




つーか、僕の蓄えをかつて父が商っていた仕事の為に
提供したからこの有り様な訳なのですが何か?



でもね、今となってはそれも笑い話。家族が元気ならいいや、それで。



はい、いつものように話に脈略が無くなって参りました、
ここらでお開き。



明日は午前中で仕事終わり。明日もいい日にしてみせますよ。



おやすみなさい。