アルコール漬けな秋空

吉本のテレビロケに出くわした

まーた呑んだのかい!!!と。


金曜日に会議を開いて、今後の生活改善を
検討しあったアル中の利用者さんが、また呑んだ。



ワンカップ4〜5本は呑んだみたい。
苦しい脚痛いウンウンウンウン・・・



僕が今の事業所で働きだした今年3月、ほぼ最初に
担当したのがこの利用者さんだった。



その当時は、あんまり酒なんて呑んでなかったのに。



一旦、糖尿病が悪化して、入院していたのだが、
退院した6月あたりから、急に酒量が増えていったようだ。



楽しみも無く、将来を悲観し、部屋に閉じこもってしまっている。
それがいけない事なのだと自覚はしていても、行動を起こせない。



ロクな事がなかった人生、今更希望を持てと励ましても
駄目なのだろう。



だからせめて僕はこう言う「仕方ないね、駄目な時はとことんまで
落ちるしかないよ。でもね、僕らみたいにあなたをなんとか支えようと
してる奴らもいるのだから、せめてそいつらの為だけにでも
持ち直そうとしてみてよ、ちょっとずつでいいから・・・」



「こんな俺でも支えるんか」


「だから支えるって言ってんじゃん、その気がなけりゃ
僕は来ませんよ、大した金にもなんねえのに」



「金だけでやってんじゃねえんか」



「だーから、金にはあんまりならんのだわさ!そうさね、
奉仕のこころって奴かね、へへへ。フザケンナって感じの
言いぐさだけんどねえ、社長給料上げろやこのクソ野郎ってか?へへへ・・・」



「おめえ、ズケズケ言うな、おもしれえや、ハハハ・・・」



やっと笑いが出てくれた。



覚えてる限り、今日のやりとりを忠実に再現してみた。
この利用者さんは、前にも書いたけど、青森の出身。
いちいち大阪弁で喋らなくていいので、僕も好き勝手な
発言を時にしてしまう。



両親が関東人で、家の中ではいつも関東弁でやりとり
している僕は、大阪弁を喋る時は、いちいちアタマの中で
スイッチを切り替えなくてはならず、しかし完璧な大阪弁
なっていないのではないかと軽く不安になり、言葉に詰まる
事がたまにある。それは昔からのコンプレックスだった・・・



まあ、そんなこたどうでもいいや。



僕もお酒は好きだ。
流石に以前に比べれば量は(意識的にではあるが)減っているけど、
それなりに呑む。勿体無いから呑みに行く事はまず無く、家で、
本を読んだり、テレビ観たり、音楽聴いたり、この日記を
書いたりしながら、安い甲乙混合焼酎などやはり呑む。



大概に気をつけたいものである。



大概に呑む際は、楽しく気楽にあるように心がけてはいるが、
然らばヤケ及び寂しさ紛らわしにかこつける事も稀にありでして・・・



いかんな。



紙一重なんだね、人生って。



人生が2度あれば この人生が2度あれば・・・か。



明日もいい日にしてみせますよ。今日もロクな文書けなかった。



おやすみなさい。



不安に苦しみ、悩む事は、あなたが生きようともがいている証拠だよ。