憂鬱なるかな夏の死に際
帰宅後、主任ヘルパーからTEL有り。
僕の受け持ちのてんかん持ちの利用者さんが
今日の朝、事業所にいきなりやって来たらしい。
なんでも、腫れ物が出来たから、病院に今から
行きたいと。誰でもいいからヘルパーはいないのかと、
駄々をこねたらしい。僕は他のサービスに早くから
行っていたので、全く知らなかった。
主任が手を尽くし、ようやくヘルパーを手配して
一緒にかかりつけの病院へ行ったそうなのだが、
あろうことかそこでてんかんの発作が起こったそうで・・・
この利用者さん、最近発作が頻発していて、しかも
保護者であるおじさん(実は血縁ではないのだが、縁あって
親子同然の関係)も体調が優れぬ事から、精神的に
不安定になっていた。
40歳にもなるのに、おじさんに甘えっぱなしで、およそ
世間知らずである事に今更ながらようやく気付き、
急に焦りだしたようなのだ。
まあ、知的障害者でもあるから、やむを得ない部分もあるにはあるが、
それにしても過保護だったんだね。我侭な所が目立つ。
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明日も通院したいとのたまっているらしいので、
レギュラーのスケジュールを1時間前倒ししてのサービス開始だ。
めんどくさいけど、僅かながらも稼げるから仕事請けた。
どうしても視野が狭くなりがちな障害者の我侭には
ある意味同情の余地もあるにはあるが、だからと言って
甘やかしてばかりいたら余計に良くない。締めるところは締めなくては
ならない筈なのだ。
疲れるけど、気合入れて正面から向き合わなくてはならんのだね。
憂鬱な夏の終わり、8月末日。さよならね。
明日もいい日にしてみせますよ。ね。うにゃら。おやすみなさい。