職歴無し?

国道26号線を渡る山車

精神障害者の利用者さんのお宅でのサービスを
終えて、事業所に帰る。



精神障害者へのサービス提供は、介護保険
利用者とはまた違う申請方法なので、専用の
書類に色々書き込む。



おや、面接に来てる人がいる。書類を書きつつチラとのぞき見る。
若いんだかオッサンなんだか判らない、でっぷり太った男だ。
僕などが言うのもなんだが、似合わない、およそ無理のある
スーツ姿だ。



聞くともなく問答を聞いてしまう。




どうも、まだ若いらしい。
しかも職歴がまるで無いらしい。
ヘルパーの資格も、7月31日に取得したばかりらしい。
受け答えもおぼつかなく、なんとなく挙動不審だ・・・




大丈夫なのか?




他人事ながら、心配になってしまう。
ちゃんと採用してもらえるのかしら?




余計なお世話か。




僕も職歴に関してはおよそ自慢出来る状況に無い・・・




ええ、ええ、それでも東芝系列の大企業に勤めてた事もありましたよ!
でも辞めちまったい!(まあ、この経緯は話すと長いのだけど・・・)




その後は流転の人生さ!!!!!




風来坊のギター弾きもどきを経て、今じゃしがないホームヘルパー・・・orz




でも、これもまたありだったのかもね・・・



ジェットコースターのようだった20代。それでも、なんとか
乗り越えられたんだから。まだこうして生きていられるのだから。




自分に言いきかせてる。「俺はまだ終わっていない」と。
たとえもう終わったかもしれぬ人生であったとしても・・・??
ええいこんちくしょう!!足掻いてやるぜ!!!





ああ眠い。今日も疲れた。ほい、「終わってない」のなら
もうちょっと気合入れな・・・・・・・・・・




・・・・・だめだ・・・・・・




明日もいい日にしてみせますよ。  寝る。