転がる石は苔をもつけず
事業所の社長から、こんな話が出た。
「自閉症の子供さんの介護サービスをやる
事になったんだけど、どうやろうj-45さん、
引き受けてみてはくれへんかな?」
まだ詳細は決まっていないのでどうなるのかは
判然としないのだけれど、仕事が回って来たら
やってみる事にした。
子供が相手だという事で、ヘルパーは若い方がいいらしい。
そこで、うちの事業所では若い部類に入るらしい僕に
こんな話をしたそうなのだ。
NHK教育の「福祉ネットワーク」という番組をちょくちょく
観ているのだが、その中で自閉症の人と関わっている
ヘルパーの話が出て来たのを覚えている。
大変そうだった・・・
でも、もし仕事が回って来たら、僕はやってみるよ。
かつて、僕のすべてであった筈の旅を、そして音楽をやめてしまっている僕は
ひととき「転がる石」ではなくなり、「苔むす石」であった。
でも、今は解るよ。
僕は今もなお転がり続けているのだと。
それはある意味、哀しさや虚しさに直結する刹那を、
嫌がうえでも迎えてしまう可能性と背中合わせな訳なのだが・・・
いや、考えるな、転がれや。とりあえず苔むすにはまだ早い。
「転がる石は苔をもつけず」
イギリスかどっかで、16世紀からあるという格言だ。
はい、カッコつけ過ぎたのでこの顔文字出しときますね。
m9(^Д^)プギャーッ
明日もいい日にしてみせますよ。