前夜

気がつくともう試験
前夜となっていた。


昨年12月半ばに退職
して、それまでもう
ひとつ集中出来な
かった勉強に時間を
掛けて(結構ダレて
しまっていたが)自分なりに取り組んで来た。しかし今回はどうも
しっくり来ない。今までの試験ならばどうにかなるだろうとの予測が
ついたが、今回に限っては昨年のおかしな(?)出題傾向もあるし
試験の出題者が今年から変わっているとの情報もあるしでどうなるか
予測もつかない。知識もあまり定着していない気がしないでもない。
最新の統計も見られる範囲で見てはみたがどんな問題が出るかにもよる。
やれるだけの事はした、とまでは行かなかったけれど、それでも
自分なりに頑張ったと思う。一昨年、専門学校のレポート作成から
始まった今回の資格試験対策も、今日でお仕舞いだ。どう足掻いても
試験は明日に迫っている。


精神保健福祉士との共通科目
・人体の構造と機能及び疾病
・心理学理論と心理的支援
・社会理論と社会システム
現代社会と福祉
・地域福祉の理論と方法
・福祉行財政と福祉計画
社会保障
・障害者に対する支援と障害者自立支援制度
低所得者に対する支援と生活保護制度
・保険医療サービス
・権利擁護と成年後見制度


社会福祉士専門科目
・社会調査の基礎
・相談援助の理論と方法
・福祉サービスの組織と経営
・高齢者に対する支援と介護保険制度
・児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
・就労支援サービス
・更生保護制度


これら19科目から150問が出題される。こうして列挙してみただけでも
結構出題範囲は広く多岐に渡っている。しかしそこは福祉系の資格なので
「浅く広く」の知識だ。要するに相談援助業務に就く者として、様々な
ニーズを持った人々の窓口としての知識が必要なのだろう。
支援を求める方々に対して「こんな制度があるよ」とか「こんな所へ
相談しに行けばいいよ」とか、また実際に自らその制度に深く関わる
事のとっかかりになるのかもしれない。福祉に関する制度全般について
学んだのはそういう理由があるのだろう。実際に介護を行なっている
介護福祉士と違って世の中の大概の人々はこの資格がどういうものなのか
知らないと思うが、それでもいずれはほんの少しずつでも知れ渡って
ゆく事を願いたい。


明日の今頃は各社が出した解答速報を眺めている事だろう。
自信は無いが、やれるだけの事はして来ようと思っている。
折角此処までやって来たのだから。明日の起床は5時頃、
出発は7時過ぎを目安にしている。緊張しているが、眠れるだろう。
22時には就寝としたい。それまではもう少し参考書に目を通す。
良い春を迎えたいと思う。


明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。