路地をゆく

蒸し暑い9月半ば、
本日は午後から
外部研修に出掛けた。


昨今よく取り沙汰される
「地域包括ケア」に
ついての研修であった。
[外部研修]カテゴリを
使って研修内容を掘り下げてみようかと一瞬思ったが、疲れてしまって
書いている途中でうたた寝してしまいそうなのでやめにした。地域包括
支援センター開設以来6年、何かと云えば「地域で要介護・要支援者を
ケアしていく」なんて叫ばれ続けて来たが、それはどれだけ実現に
向かっているのだろうか。


ケアマネ単独では解決困難だと思われる事例を包括に相談しに行き、
保健師さんが親身に相談に乗ってくれてご自宅へと訪問したりして
あれやこれや大変だった事があったが、少し状況が落ち着いた頃、
その方は何かの事情からいきなり退職してしまいその引継ぎは
一体どうなったのおいおい・・・な経験を思い出したりしてみたり。


でも介護保険の枠に縛られない相談援助業務が出来るのかもしれない
包括支援センターでの総合相談業務には、少し面白そうだなと感じても
いるが、そこの包括が自治体の直営なのか医療法人や社会福祉法人等の
委託された事業なのかによっても体制が微妙に、または大きく変わって
来るのであろう事は僕だって知っている。包括ごとにカラーがやけに違う。
僕が関わる地区だけでも何箇所かの地域包括支援センターがあるが、
そのカラーの違う事違う事。まあ色々とあるのだろう。理想と現実の
狭間ってものがある。


大変さと責任だけをこれでもかと押し付けられて、ついでに見返りは
そんなに求めないでねと。福祉の、奉仕の心ですなあ。
いい訳ないだろ、そんなもん。政府がその福祉や奉仕の心とやらに
べったりと頼り、押し付けているうちはこの業界の体質は改善しない。
じゃあその改善策とやらをお前は提示出来るのかと問われると弱い。
僕も所詮は押し付けられたままなのか。ああ情けなや。


今週も一応頑張りました。取り敢えず寝ます。明日は少しだけ
気が向けば(おい)出社してあれこれ片付けます。
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。