夕刻には晴れた

午前中からつめたい雨。
年の瀬の慌しき中、
今年最後の定期訪問を
実施。


本当はもう少し
早く伺う予定であったの
だが、都合がつかずに
結局本日ぎりぎりの訪問となった。


「何とか一年、こんな年寄りが乗り切ったよ。j-45さんには
感謝してるよ。来年はもうおさらばかもしれないけどね」


この仕事は本当に因果なものだと思う。人の為に走り、実生活に
即した支援をどうにかこうにか提供したいと願っているのに、
様々な制約が次々と襲い掛かってそれを邪魔してくれたりする。
介護保険法なる曖昧の極地の様な法律に則って仕事を進めなくては
ならず、そしてそれが支援の最大の足枷となる本末転倒さを思い
知らされた一年であった。


現場の介護職の方々とはまたかなり違う立場からものが
見られる様になった。制度への熟知と疑念と模索。
そんな中で、もっと違う視点からの支援が出来ないもので
あろうかとの思索へと発展しつつある。その視点・視座の
転換が視野に飛び込んで来ただけでも、今年の大きな収穫と
云えるのかもしれない。具体的にどうしようかとは何もまだ
設定してはいないのであるが。


ケアマネ業の限界はとうの以前に感じていた。でも、僕は
ケアマネとしてこの年を越す事となった。それはそれで
後悔はしていない。むしろ大いなる諸問題を放擲せずに
喰らいついて来た事への自負・自信を実感し、体得したとの
誇りを手前にくれてやるべきであろう。


・・・と書いていたらうたた寝しちまった。うわ、もう2時じゃん。
つかーれた。とっとと寝ます。今年も頑張ったなあ。あれこれと
問題を抱えたままではあるけれど。
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。