日が短いので焦る

台風の影響で昨日
あたりは大雨であった。
しかし本日は一転して
ご覧の青空。


風はすっかり冷たく
なった。上着は厚手の
ものを出して着込んで
いる。


10月分の定期訪問・モニタリングを着々と実施。自転車を走らせて
本日もお宅からお宅へ。愚痴を聞かされたり新たな問題を発見したり。
やはり訪問してみないと解らん事があるな。訪問しても解らんお宅も
ありゃこりゃあるが。


公園を抜ける。短い秋の釣瓶落としの太陽が西の空に申し訳
だけ残して輝いている。日が短いと仕事に費やす制限時間(?)も
短くなってしまうような気がしてしまう。何となく出社時刻は
早まり、帰社時刻は遅くなる。でもそれではきりがないので
切り上げて帰宅する。諸問題を抱えたままではあるが、結局
そやつらは来週に持ち越しにしちまった。まあしゃあないね。


命が終わりそうな方のご家族から、非難めいた意見をお受けした。
「あなたがもう少しきちんと関わって下されば・・・」か。
僕は各方面に働きかけ、やるだけの事はやった筈だった。でも
切迫したご家族からしてみれば、だ。沢山の件数を抱えるように
なった僕にすると「様々な方々の中の案件の一例」になっていたのかも
しれなかった。その反省を僕は真摯に受け止めなくてはいけない。
僕はヘルパーさんのように生活に直接関わる事は出来ず、
医者のように診断し、薬剤を処方する事も出来ない。法律制度の
何たるかをどうにか熟知して(実態は「かじって」か)お伝えし、
その観点から支援する位しか役目がない。


10月28日は今年の介護支援専門員実務講習実務試験の実施日である。
それに合格した方々は研修を受け、やがてケアマネとなる。
一歩間違えば「あなたのせいで」になりかねない職種ではあり、
しかし時には「あなたに関わって下さったお陰で」となる職種でもある。
あんまりお金にはならないのにこの有り様である。それでもどなたかの
人生の終わり際あたりに関わらせて戴く事に躊躇がなければどうぞ
取り組んでくださいませ。損な役廻りだけれども、人の在り方に
ついて見えて来る何かがあるような気がするのです。


損な役廻りの中にだって光はあるのだ。そう信じきってやる。
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。