無いなあ・・・


水が無いんだよなあ。
水とカップ麺。
カップ麺と牛乳。
牛乳とカンパン。
カンパンと缶詰。
缶詰と・・・


いや、大概あるには
あるのだが、価格の
安い上記各商品については品薄気味である事は確かだ。
しかし品薄な中、買い占めてしまう人々がいるのもまた確かだ。


大阪市は高度処理水だかなんだかで一時に比べ、それなりにましな
品質の水道水が供給されているではないか。今すぐカップ麺なんざ
食わなくとも、食えるものは山のように溢れている。缶詰の
鯖の水煮は僕も大好物だが、無いのならば今は別にいらない。


モノがあると云う事について考えるようになった。
僕達は今まで何かにつけ享受し過ぎていたのではないか。
コンビニやらスーパーやらは何処にでもあり、何時でも
何でも当たり前に買えていた。


今更のように気付いたが、どうやらこの国も例外ではなく
当たり前なんてものは存在しなかった。


もしも当たり前のように存在しているものを目にしたら、
それはたまたまそこにあるだけなのだと思い直す事にする。
もしも当たり前のように存在しているあなたを目にしたら、
それはたまたま生き永らえていて下さっただけなのだと・・・


思い直す事にした。