新人ケアマネ・・・にもまだ遠く？

新しい事業所。

とあるケアプランセンター
への初出社となった。

緊張するなってったって
しちまうよまったく。

新人ケアマネとして
紹介される。

そして、営業も担当して貰うとの旨も。まあ、いいんだけどね、仕事さえ
出来ればさ。取り敢えず、手前のケアプランは手前で見つけてこい、
との事なのだろう。引き継ぎなど無い。一から、いや、ゼロからの
スタートとなる。何もかも、ゼロからの。

事業所は訪問介護部門と介護支援部門に分かれている。事業所の所在地も
少し離れている。僕は、先輩のケアマネさん2名が働いている介護支援部門へ。
それまでの忙しかったサ責業から一転、最初だから当然ではあるが、
やる事が無い・・・忙しい事よりも遥かに嫌な事であろう、やる事が
無いって状態は。でも、最初だから、ね。

先輩ケアマネさんが何ケ所かの地域包括支援センターに6月の実績を
届けに行くので同行させて貰い、ついでに新任ケアマネとしての
挨拶廻りも行った。どんどんと顔を売って行かなくてはね。

「はじめまして、ケアマネジャーのj-45と申します」

一応ケアマネさんの資格だけは得たが、まだまだ当分はそれだけの話。
実際に自らの手でケアプランを担当する事にならなければ、何の
意味も無い。

先輩ケアマネさんは　「大丈夫、気長に行きましょう。ケアプランが
増えないからって、絶対に焦っちゃ駄目ですよ、先は長いんだから」と。

色んな所をこまめに廻る事。どんどんと顔を売る事。しかし我々は
モノを売る商売では無いのだからして、決して焦らない事。
しかもこの事業所での仕事は、単に引き継ぎでは無く、自らの手で
全てを創り上げて行く魅力的な仕事であるのだ、と云う事・・・・

下積みの下積み。何も無いゼロからのスタート。僕は、此処から
何処まで行けるのであろうか。　「挫折」の二文字が早々に浮かんでは
消える。でも、しばらくは走ってみるしかないのだね。そうだよ、
今日始まったばかりじゃないか。

___________________

前事業所の元主任からTelが入る。前事業所のパートのケアマネさん
（色々と世話になった方だった）が明日で退職となるので（これまた
色々な経緯があり、こうなった）、僕の就職祝いも兼ねて明日の夜、
小さな飲み会をしないか、との事。

前事業所の現在の主任から元主任に電話があり、僕も誘って欲しいとの
話があったそうだ。

喜んで参加する事にした。新天地（土地勘だけはあるが）にて不安な
船出をした僕には、とても有り難いお誘いだった。喜んで受ける。
これからは、人と人との繋がりをもっともっと大切にして行きたいと思う。
もうひとつ苦手だったからねぇ、そういうの。やはり人は独りでは生きて
行けない。少し歳を食った所為だろうか、最近痛感しています。

自信を持って仕事が出来る日々が、また来てくれるのであろうか。
こんな不安な日々を懐かしく想える日は、何時か来るのであろうか。
全ては、ゼロから。そうなっちゃったんだね。

寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。