まるで夏のように

浪速区にて

取り壊される予定、
廃墟となった(?)
旧い市営住宅


もう誰もいない。
僕がこの住宅のある
街を訪れるように
なって3年以上。地区は
少しずつ姿を変えていた。


不思議な街だった。


時代の影を引き摺ったような街だった。かつては「特殊部落」と呼ばれた
街だったそうな。今はもうそう特殊でもなさそうだ。実情は解らないままだが。
あらゆる意味で、興味深い体験をさせて貰えたなあと思う。今の事業所に
所属していなければ、もしかしたら一生関わる事もなかった世界かも
しれないのだから。


市営住宅の向こうに入道雲が見える。6月はスタートしたばかりだが、
まるで夏のようだ。夕立にもやられた。ついこの間まで、寒かった位なのにね。

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まるで夏のようだ。まるでではない夏も、やがて来よう。
その頃までにはどうにか落ち着き場所を見つけていたい。


長かったケアマネ実務研修は、明日最終日を迎えます。
僕の退職日まで、あと2週間でもありますな。うむ。
引き継ぎ業務は困難を極めそうな感じですが、こうなりゃ
もうしゃあねえや。いや、どうにかしたいんだけどね・・・
何かときついなあ。


寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。