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再開。何か早くも眠くなってきたけれど、もうちょっと。
この当時、フォーライフレコード設立にあたり、自分達の
レコード以外にも、新人を発掘してレコードを出したりと
いろいろ考えておられたようで。原田真二なんかも確か?
拓郎の傍らに現れた新人女性歌手が、拓郎の作詞・作曲
プロデュースした歌「風になりたい」を歌い出した。川村ゆうこさん。
・・・知らん。でも結構美人かも。歌声も歌自体もなかなかいいぞ。
ちょっとぐぐってみた。今も歌っている・・・?の?ん?
♪おぼえているのは 煙草の香りと
わたしをぉぉぉはなした 時のすきま風♪
わたしをぉぉぉ・・・の所がいかにも拓郎メロディでいい感じ。
女性シンガーをプロデュースするって、楽しそう。いや、
絶対楽しかったはずだ。そんな気がする。
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画面切り替わり、イキナリ泉谷しげるが現れる。自身の作品を
拓郎がカヴァーするので歌唱指導(!?)にやって来たようだ。
その曲とは「寒い国から来た手紙」。この曲、一度だけ何かで
聴いた事あるのだけれど、どんな曲だったかな・・・?
♪帰るひとより 残るひとの 終わりのない顔
やさしい冬が もしあるなら それも見てみたい♪
うわあ、めっちゃええ曲や・・・泉谷の曲って結構繊細なのが
多いんですよねえ、「春のからっ風」なんて大好き。
ところで、ここでは完全に拓郎節。斉藤哲夫の「されど私の人生」でも
そうなのだけれど、他人の曲をまるで自分が創ったかにように
歌ってみせる歌手って、やはり凄いと思います。「いやいや、そのようにしか
歌えねえんだよ・・・」って言われたらアレですが、それでも凄いと思います。
曲の後は、二人が仲睦まじくおしゃべりしてます。おでことおでこを
くっつけ合って。おいおい。
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いつ書き終われるんだ・・・当ブログ最長記録更新か?疲れてきた。
ええと、次は「三軒目の店ごと」。この番組の、もしかして白眉かも。
「おいら酒呑みうんと呑めやーれ呑め(かな?)」とスタジオ中に
居合わせた人々の、合いの手的掛け声がとても愉しい曲だ。
途中、いきなり拓郎が演奏中断。「おいおい!!アナタさあ、
音おかしいだろ!!やってらんねえんだよ!!」と怒り出す。
何事かと思いつつそのまま観ていたら、指摘された男性は何故か
へんてこな赤いシャツに着替え始めた。そしたら拓郎「あ、ノッて
やれるな!これなら!」だと。その男性に矢印つきの字幕で、
「この人、拓郎のお友だち、陣山さん」
上手く書けねえ・・・悔しい。ここすごく面白いとこなのに・・・
まだスタジオにいた泉谷が、周りの女性を先導したりして、
スタジオは、まるで盆踊り状態に。手拍子もそれっぽい。
お祭り状態になって行く。
♪呑み干してしまおう 乾いた夜を 恋はどこにも転がってるさ
可愛い可愛いアバズレを ぐいと一息 呑んじまえ♪
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再度弾き語り「蒼い夏」
♪女の子って やっぱりいいな♪
♪ぼくは平凡な愛妻家 もうなにも考えまい
愛する事の煩わしささえ♪
弾き語りではJ-45ではなく、全てマーティンらしき
ギターを弾いている。モデルは確認出来ません。
詳しい人なら解るのだろうけれど。
続くはこれも弾き語りで「祭りのあと」
♪日々を慰安が吹き荒れて 帰っていける場所がない
日々を慰安が吹き抜けて 死んでしまうに早過ぎる♪
小細工のまるで無いシンプルなストロークなのに、沁みて来ます。
もっとあれこれ書きたいけれど、病み上がりの莫迦は疲れてきとります。
画面を観つつ、ああいいわあ・・・としか。
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バンドで「ひらひら」
「マスコミを批判しておきながら、そのマスコミに
踊らされている人達の多い事。見出し人間の多いのには
あきれます(かく云う拙者もその一人)。電車の中に
はってある、あの週刊誌のチラシの只の一行を読んだだけで
全てを知ったかの如くふるまう人間。そう、皆んな見出し人間
なのです。でも、もういいかげんにしようではないですか・・・」
アルバム「元気です」ライナーより引用。
あああ、疲れてるのに余計な事を。でも・・・
ああ、誰もかれもチンドン屋なのよ。
♪おいらもひらひら お前もひらひら
あいつもひらひら 日本中ひらひら♪
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弾き語りが多いのが嬉しいな。
「僕の唄はサヨナラだけ」これ、タイトルしか知らなかった。
♪ふたりでどこへ行っても ひとりとひとりじゃないか
ふれあいは言葉だと きみの口癖だったね
肩を寄せて歩く事にも 疲れたんだよ ぼくは何となく
誰かに会ったらこう言ってやれよ あのひと愛を解らないひとね
それでサヨナラさ 思い出話がまたひとつ増えたね
今度こそ サヨナラ・・・♪
他の作詞家と組む事の多い人だけれど、自身の歌詞がやはりいいな。
ほんとにいい曲だ。
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おお、ここまで漸く来たわあ。ラストは「落陽」です。
歌詞は引用しません。苫小牧発仙台行きフェリーはもうありません。
サイコロを手の中で振れば、僕の旅も振り出しに戻せるでしょうか。
この国ときたら、賭けるものなどなあんもねえから、僕もこのまま
サイコロ振って漂いたいと思います。男の話をしたいと思います。
ロクデナシの男達のひとりとして、身を持ち崩しちまったいのですわ。
日が、遥か彼方に沈んで行きます・・・
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番組は「明日に向かって走れ」がバックに流れる中、終わる。
♪季節がぼくを運ぶ 一日を抱きしめながら
この肩の重き罪を 明日は解き放て・・・♪
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この番組のプロデューサーとして、今年亡くなられた
久世光彦さんの名が。はあ、何か独特だと思ったけれど、
はああ成る程・・・・
ああ終わった。最長記録更新だろう、きっと。ああ疲れた。
「音楽聴こう紀行」はこれで最終回にしよう。
ああ、いい最終回だったぜ。一応そういう事にしとこう。
しんどい。クソ文覚悟でよくぞここまで。これぞ莫迦たる所以ぞ。
明日もいい莫迦にしてみせますよ。
ここまで長々書いたけれど、どうせこんなクソ文じゃあ
解らないでしょうから、あのー、どっかからDVDで発売を・・・
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今日まで そして明日から。折角だから、頑張って素晴らしく。
明日もいい日にしてみせますよ。おやすみなさいませ。
やれやれ、限りない自己満足を貫徹しちまったぜ。じゃあねえ。