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長くなりそう、でも意地で(?)書くぞ。


・2日目(5月21日)

隣の部屋に泊まっていた鉄道オタクをそれぞれ自称する40代くらいの
ご夫婦から「あなたも当然この山陰本線目当てで来たんでしょ?」と
聞かれる。あのー、「当然」といわれましても・・・僕はただの
きまぐれでしてあのそのこのでして・・・怪訝な顔された。ウーム。
折角だから高台にある余部駅へ行ってみる。ラッキーな事に時間が合い、
鉄橋を渡る列車の写真が撮れた。1時間に2本くらいしか来ないから
僕はツイてる。


R178を香住まで。そこからは県道11号を。崖っぷちを進む。
眼下には蒼く美しい日本海。エンジン快調、言う事ナシ。
何故、僕は今までくすぶっていたのか。こんな素晴らしい風景が
待っていてくれてたのに。こんな素晴らしい気分に浸れたのに。
出掛ければ、当たり前のように体験出来た事なのに。でも、
どうにも駄目だったんだ。どうにも、ほんとに駄目だった。
ごめん、俺何書いてんだろ。もう早くも眠くなって来たわあ。
早いとこ終わらせたいので適当にしたいのだけんど。でも書く。
後で読み直したら、訳解んなくなっていそうでなんだけど。


ああそうだ、走りながら、こんなの歌ってました。
上條恒彦じゃなくて、作曲者の小室等バージョン(?)ですわ。


♪何処かで誰かが 
 きっと待っていてくれる
 血は流れ 皮は裂ける 
 痛みは生きているしるしだ
 幾つ峠を越えた 

 何処にもふるさとはない
 泣く奴は誰だ この上何が欲しい
 けれども 何処かでおまえは待っていてくれる
 きっと おまえは風の中で待っている・・・♪


 「誰かが風の中で」


そうさ、この上、何が欲しいと言うのか。
痛みに耐えるごとに、峠を越えるごとに、
無常を思い知るごとに、恥ずかしさに
身悶えするごとに、しかし強くなれる。気がする。


走り、過ぎ去る時間を掴まえろ。そして感じればいい。
この上何が欲しいと言うのか。いらねえだろ、別に。
こんな世界に多くを望むな。望まなければ、或いは得られる。
そして、運が良ければ、こんな僕でも待っていてくれるひとが。


戯れ言でした、失礼。あっしには関わりのねえこって。ねえ、紋次郎さん。


久美浜からは、それまで内陸側を通っていたR178に再び合流する。
そのまま丹後半島へ。グルッと廻る。半島の先端、経ヶ埼(とどがさき)へ。
駐車場から少し歩くが、足に自信の無い方は避けた方がよろしいかと。
ちょっとした登山道(大袈裟かな?でもやや大変だよ)のように
なってます。ヒールのある靴を履いたネエチャンが辛そうに引き
返してるのを見たりして。そんなんで来んじゃねえよ、こんなとこに。


道の駅「舟屋の里伊根」へ。ここでお土産に鯖のへしこを買う。
時刻は昼過ぎ。腹が減ったので昼食とする。レストランのメニューは
どれもこれも自慢の海産物を売りにした美味しそうなものばかり
だけれども、ちょいとお高くて手が出ない。仕方なく軽食コーナーで
550円の醤油ラーメンを哀しく所望する。しかしこれが予想外に
美味かった。期待していなかったからそう思えたのであろうが。


舞鶴日本海に別れを告げて、由良川に沿うR175へ。
これを福知山まで。そこからR9へとスイッチ。
大幹線国道である為流れは極めて良い。山間部を駆け抜ける。
嗚呼、この美しく見える山村に点々とする家々も人の営みの場で
あるのなら、僕が日々目にする西成のドヤ街、あいりん地区の醜猥も
これまた同じ人の営みの場であるのか。明日からは、またあの街で。


やがてR173へと合流。池田市へと。振り出しに戻ったか。
僕の人生も振り出しに戻したいけど、そいつぁ無理な相談か。
海にも山にも別れを告げて、街へと還る。


19時前に帰着。無事だったよ。事故も無く違反も無く、
今回もまた無事だったよ。今回もまた死に損なったよ。
って事は、まだ生きてていいんだよな、俺。ジェベル
お疲れさん。ライダー復活に手を貸してくれて有難う。
こんな奴だけれども、もし良ければもう少しだけ俺に
付き合っておくれ。まだまだ行きたい所があり、やりたい
事があるんだわ。忘れたくない事、捨てたくない事が、
やっぱりまだまだあったんだ。

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無駄に書いたぜい。もう面倒臭いから誤字脱字
表現の稚拙さ不適切さ全て無視でUPしちゃう。眠い。


明日は仕事だ。頑張ろう。
明日もいい日にしてみせますよ。おやーすみ。
写真もおいおいUPしますね。あーここまで長かった。