かる〜く人生考察してみた そして鬱になった

下町の空は夏を迎え・・・

今朝、糖尿病の為、インシュリンを投与しなければ
ならないある利用者さんのお宅に訪問し、血糖値の
測定を行なった(こういう事もやるのです)。


調子は良さそうだ。このまま行くと良いね。



ところで、その際、驚かされる話を聞いた。


「Mさんがおととい死んだんやて」



え?



ほんの4、5回しかサービス提供に当たっていないのだが、
そのMさんのお宅(と言っても、あいりん地区のドヤ住人)にも
僕はお邪魔していた。買物に一緒に行ったりもした。
この利用者さんは、Mさんと同じ病院で治療を受け、そして同じ福祉作業所に
通所していたからそれを知っていたのだ。


5月下旬から入院していた事は聞いていたけれど、ある程度
体調は安定していたらしいから、意外だった。


急変したらしい。  享年66。まだ若いのにね。



正直、それほど深く関わったひとでは無いので、悲しみの感情は無い。
しかし、僕の人生に僅かながらも関わったひとの死だ。



複雑な気分だ。今日は1日、むなしさだけがあった。
医療に関わる仕事をしているひとに比べれば遥かにマシではあるが、
なんかむなしい。



と言いつつも、食欲不振の腹を更に痛めつけるべく、290円と言う
値段のみで選んだ、しょっぱくておいしくない松屋のカレーを
モソモソ飲み込み、時間があったので、今日もコジマに寄って、
マッサージ・チェアにゴトゴトやられていた訳ですよ・・・


こんな人生、あんな人生、俺はどんな人生を選ぼうとしてるのかな?


独り身の気楽さから、つい思考から離れてしまうところの人生設計。
独り身で死んで行った男の人生をふと想い、戸惑いつつも、考察を試みて・・・


そしてまた鬱になる。



それでもこう書こうか。いや、書かねばならぬ。うん、書こう。


明日もいい日にしてみせますよ。忙しいぞ。



そうだ、本当の鬱の苦しみを味わったあの頃に比べれば、今は幸せな人生かな・・・