僕の仕事場

訪問介護員、所謂「ホームヘルパー」という仕事を始めて丸2ヶ月経った。
今のところ正直あまり稼げないし、大変な事もいっぱいある。しかも、
僕が担当している利用者(ホームヘルプサービスにおいては、お客さんでは
無く、「利用者」という)さん達、なんと、かの「あいりん地区」の住人さんが
かなり多いのだ。あいりん地区(釜ヶ埼ともいいますね)といえば
日本でも有数のドヤ街(簡易宿泊所→宿→ヤド→ドヤが由来らしい・・・?)。
いやはや凄まじい街ですよ釜ヶ埼は。ここはほんとに日本か??って位
ディープ且つ何でもありな雰囲気なのだ。街角で大っぴらに丁半博打やってるし、
道端で寝てるオッサンそこかしこだし、クスリの売人らしき連中はウロウロしてるし・・・
でも、それなりに刺戟的で、気を張りながらも妙に(何かと語弊はあるかもしれぬが)
楽しんでしまっていたりもするのだ・・・ 良くないか、こんな感じ方。

そんな街の住人だけあって利用者さん達はいずれも生活保護受給者である様だ。
完全に天涯孤独であったり、一応家族はいるらしくても連絡が取れなさそうだったり。
なんだかなあ・・・なんでこんな感じになっていったのかねえ・・・

兎にも角にも、僕はこれから幾ばくかの間、この街、そしてここに住む幾人かの
利用者さん達と関っていくのだな。 明日も頑張ろう。