2010年・淡路島

昨年から関わっていた方の
介護保険の認定申請を
しようとしたら、ある
事業所が申請の手伝いを
したという。


住宅改修をしましょうと
あれこれ誘っていたようだ。
しかしその方の状態像を鑑みるに、それについては必要ないと思われた。
本日被保険者証が届いて要支援の認定が出たとの連絡をその方から受けたが
その事業所からも午後から人が来るという。事業所の名前は事前に確認して
おいた。案の定悪い噂の立っている事業所だった。認定を受けさせて認定が
出たら限度額一杯まで要らない改修を行なって利益を得ているのである。
「ご本人の希望だから」を盾にして法にも触れない。やりたい放題だ。


手を打った。僕が直接ケアマネとして担当させて貰う事にしたのだ
(実際にサービス利用の必要があれば担当する)。その事業所の社長と
やらが来るというのでその時間の少し前に訪問。僕が担当する事への
了承を得た。さあ来い事業所。んで、来た。最初に接触した営業係と共に
社長と名乗る人物も来た。かなり上から目線な人物であり、こういう手合いと
相対するには絶対に隙を見せず、揚げ足を取られるような発言を一言一句
してはならない。極めて注意深く、しかし気配を消して対応した。
「すみません私がこの方のケアマネとしてご依頼を受けまして今後対応
する事になりました。以前から相談を受けていましたのでねあはははは」と。


住宅改修のみならば事業所だけで話を進められるが、ケアマネがついたと
なるとそうはいかない。ケアマネに話を通さないといけなくなるのである。
当然住改だけでなく他のサービス利用も見込んでの話だが、それも進めて
行くので全ては対象となる方とケアマネで決めていく。業者はこちらで
決める。なので結局はお引取り頂いた。ケアマネなめるな。そういえば
居宅ケアマネ時代にも似たような案件があったなあ。あの時は既に僕が
ケアマネとして担当していた方だったからよかったけど、今回は
たまたま認定を受けたばかりの方だったのでケアマネもおらずすんでの
所での介入となった。危なかった。でも地域のケアマネさんに注意喚起を
していくのもいいだろう。ケアマネがついていれば抑止力になる。
勝手にはさせないという。そうだ、連中の勝手にさせてなるものか。
久々に心が燃えたのであるぜ。包括職員として、要支援の方しか担当
出来ないとはいえ、ケアマネとして。


明日からは久々の土日休みでございます。明日は天気もいいみたいだから
GNに乗って少しだけ出掛けようかいな?寝ます。明日もいい日にしてみせますよ。
ではまたね。