まだまだ10年

桜かな?

大阪は本日桜の開花宣言
があったそうである。
これからいよいよ街は
桜で溢れるのだ。


それに合わせたかの様に
僕も新しい生活を始める
事となった。未知に近い
地域包括支援センター
での業務に対する不安はあるが、それよりもまた社会復帰
出来る事、働ける事への期待が大きい。何だってやってやる。
仕事がある事がどれだけありがたい事か、それを忘れては
ならない。本日は東急ハンズに行き、通勤用と仕事用の鞄を
新たに購入して来た。


思えば10年前、若造は訳あって様々な事が破綻してしまい、別に
悪い事をした訳でもないのに手前勝手に「人生をやり直そうじゃ
ないか!」と思い、他に就けそうな仕事もないので何となく選んで
しまったヘルパー2級資格講座に通い、何となく介護職として
飛び込んでしまったこの業界(最初期は障害者福祉に関する介護員で
あった)休みも少ないし給与はそんなにないし世間的立場も低いしで
(当時はその辺りはあまり考えてなかった。無知って、時にはいいね)
すっかり世の中の周回遅れ組まっしぐらな僕であった。周回遅れまっしぐら
なのはまあ今もまるで変わらない状況なのでもう諦めているが、その後
訪問介護事業所のサービス提供責任者となった辺りから経済面でも
あまり困らなくなり、ケアマネとしても最初の頃こそ散々であった
もののじきに良い仕事、案件に恵まれた、良い仕事、案件とは勿論楽で
適当にやれると云う意味ではなく、困難とされがちな事例を多く含み、
それらに全力で取り組めたと云う意味である。


社会福祉士としての仕事がこれまでのステップアップとは考えては
いない。給与面で大幅にアップする訳でもないしね。視点を変えて
福祉に関わり続けると云うだけだと思っている。実際に直接介護する
事がなくなっても、やはり僕は根本的な部分で介護職だ。支援を
求めておられる方やご家族と関わり、ほんの少しでもその方々の
生活に良き変化が見られるよう様々な専門職と連携して行きたい。
介護職であり、相談支援専門職、か。もっと広い視野を持ち、
視点を硬直化させる事なく取り組んで行ければいいなと思っている。
周回遅れの人生を送っているバカだからこそ、世間からはみ出して
しまいそうな方々に向けられる視点があると思う。


昨日は胃が痛む程緊張したが、もうやるしかないと腹を括った。
今回も今まで同様、時間は掛かってもきっと良い仕事が出来る
様になると信じよう。まあどうにかなるさ!
明日もいい日にしてみせますよ。ではまたね。